9月22日(土)・23日(日)に開催された「チャンピオンズリーグ2025 東京」に参加したので、その簡易レポートをお届けします。
結果は、【テツノイバラex】を使用し、バブルマッチに敗れて4-3で初日敗退となりました。
非常に情けない結果ではあるものの、2025シーズンは節目となる大会では参加レポートを残そうと決めていたのでこうして筆を執りました。
自叙的な要素が多分に含まれますが、よろしければ最後までお付き合いください。
2024シーズンの終幕と2025シーズンの開幕
2024シーズンは、シティリーグでのポイントレースと2度のチャンピオンズリーグのすべてで目ぼしい結果を残せずに終幕。
シーズン最後のチャンピオンズリーグである札幌の2日目を0-2で終えてからは、めっきりポケモンカードのモチベーションが潰えた。
20代なかばを迎えて、これからのライフイベントやキャリアプランを考えたときに、どんなモチベーションで競技シーンと向き合うべきかも決めかねていた。
そんなこともあり、6月以降は意図的にポケモンカードから距離をおいて、他のカードゲームに興じていた。
たとえ世界大会の権利を獲得できずとも、腐らず真摯にポケモンカードに向き合い続けるチームメンバーがあまりにも眩しかった。
チャンピオンズリーグ2025 東京でのデッキ選択
腐っていても2025シーズンの開幕はあっという間にやってくる。
棚ぼた的に優先参加権が降ってきてもなお、今ひとつギアが上がりきらない自分に腹が立った。
とはいえ、大型大会の出場を見送ったり惰性で出場したりすることは、勝ちたがりな自分が許せないこともまた事実だった。
次回チャンピオンズリーグの優先参加権の獲得を目標に据えて、デッキの選定に着手した。
メタゲームはほとんどのプレイヤーと同じような捉え方をしており、できるだけ3すくみから一歩抜け出せる選択を目指すことに。
9月上旬、チームメイトからの勧めもあり【ボムパルキア】に着手した。
スタンダードレギュレーションらしからぬアンフェアな動きや小テクの多さ、拡張性の高さに惚れ込むも、トップシェアを誇る【タケルライコex】への勝ち方が相手依存になりやすいこともあり断念。
その後しばらくは実際にカードに触れない期間が長かったが、日本全国で毎日開催されるシティリーグの結果だけは入念に追い、メタゲームの観察だけは欠かさなかった。
本番1週間前には【ドラパルトex】が減少し、本番で【リザードンex】や【ルギアVSTAR】、【レジドラゴVSTAR】のシェアが増加する地盤ができていたので、それらに有利な【テツノイバラex】を第一候補に据えた。
実際に使用したことがないデッキではあったものの、Limitlessの統計データと自分の中での大局観を信用してベットすることにした。
当日のレポート
使用したリストは下記の60枚。
世界大会優勝者のFernando Cifuentesが使用した【テツノイバラex】をベースに、仮想敵の【タケルライコex】により一層安定して勝つために《ボタン》を増量した形だ。
前日まで3枚目の《ボタン》を採用していたものの、チームメイトからの進言を受けて《ワザマシン デヴォリューション》に枠を割いた。
マッチアップは下記の通り。
タケルライコex 勝ち
サーナイトex 負け
レジドラゴVSTAR 勝ち
テツノイバラex 勝ち
ソウブレイズex 負け
タケルライコex 勝ち
タケルライコex 負け
5ラウンド目の【ソウブレイズex】戦では、直前で入れた《ワザマシン デヴォリューション》の存在を失念して勝ち筋を逃してしまう致命的なミスを犯した。
《ワザマシン デヴォリューション》を使用するのは2進化デッキにだけという先入観が先行してしまい、アドリブが効かなかったために生じたミスだ。
また、バブルマッチの【タケルライコex】戦では、9割9分勝ちの状況にもかかわらずサイドに《プライムキャッチャー》が落ちていることを失念して勝ちを逃してしまった。
自らの慢心が招いた恥ずべき結果だ。
まとめ
掴みかけた2日目進出を逃したその日は絶望していたものの、頭が冷えた今は中途半端に勝たなくてよかったなとも思っている。
初めてのチャンピオンズリーグでトップカット進出という当たりクジを引いてからというもの、常にどこかで慢心している自分がいた。
情けなさで消えたくなるような手痛いミスを味わった今、初心に戻って日々の修練に励み、競技シーンの最前線に身を置けるようになりたいと強く思う。
競技シーンの熱気こそがモチベーションであり、目的になりえることを思い出した。
長く住んだ千葉を離れて神奈川に越してきて、日常的な練習相手やディベート相手を常に欲しているので、関東近郊で練習に付き合ってくれる人がいたら気軽に声をかけてほしい。切磋琢磨できる仲間を切実に求めている。
また、ここまでの負け語りに付き合ってくれた方に感謝を示したい。
今後も何かしら節目の大会に参加した際は、こうして簡易的でもレポートを残せたらと思う。何らかの学びを提供できたり読み物として面白かったりするものを目指していくので、ぜひまた記事を開いてくれたら嬉しい。